2008年8月18日月曜日

日焼け

安藤的未来プラットフォーム
(ただの露出過多)


しのぴー姐さんが腰をイワしたので、
急遽有明まんが祭りの2日目(8/16・土曜)に行ってきた。
実は一言も何かを買ってこいと頼まれていないのだが、自主的に行った。

前日飲みに行っていたため起きられる不安だったのだが、
きっちり7時過ぎに起床。習慣とは恐ろしいものだ。

9時頃国際展示場について、癌研の前あたりから発生していた
行列についていく。東棟の側面から駐車場に並んで停止。
ここで9時40分頃。駐車場のど真ん中で、前後の状況が分からない。
列が動き出したのが10時30分。

全く遮るもののないアスファルトの上で、炎天下1時間である。
港湾地域で風通しが良く、横8人の行列でも、
時折爽やかな風が抜けていくのがせめてもの救いだった。

列中の会話で「ひさしもないところで1時間も待たせるなんて、
明らかに運営側の手落ち」という声が聞こえた。
数万の単位で行列が発生することを想定した施設は存在しないし、
大半がボランティアによって運営されている実情を考えれば、
「手落ち」などという思慮の足りない言葉はそぐわないだろう。
とはいえこの暑さならばそんな考えもむべなるかな。

ここでは男女比率が半々だったので、
予想していた「臭い」はさほどでもなかった。
むしろ、そこかしこで使われる汗拭きシートの臭いのほうがキツかった。
1枚2枚なら良い匂いでも、数十枚だと臭くなると学習した。

建物に入って、配置図とにらめっこしながら
目的のサークルブースにたどり着き、
屋外に向かって行列しているのを見て絶望的な気分になる。
今度は建物の陰だから日よけはあるが、風は一切無い。
どちらが苦行かと言えば、正直どっちもだ。

ここでも1時間並んだが、途中で第2目標の冊子が売り切れた。
萎える気持ちを抑えて引き続き並ぶ。
第1目標は抽選式のため、これが終わればもう並ぶ必要がない。

ついに抽選位置まで列が進む。
万感の思いを込めて抽選くじを引いた。
結果、落選。全くの無意味な行動だった。
得られたものと言えば、腕と顔の健康的な日焼け痕だけだ。

厭世的な気持ちと、ほんの少しの達成感を胸に有明を後にした。
良い経験をした、そう心に言い訳をしながら。
年末には2度と来ないと思っていたコミケ。
冬と夏の両方を経験した以上、もう本当に来ることはないだろう。










つーかもう頼まれても行かねえ。(誰も頼んでない)
なお、買いに行った第2目標は田丸浩史の同人誌で、
第1目標はコミケ史上初の販売と言われる、
クリアちくわことオナホ-ルです。